近年、住まいにおけるライティングの役割はより多彩になっている。主照明だけでなく、壁面や家具周りを照らす間接的な灯りを組み合わせ、明るさや華やかさを加えることで、シーンごとに雰囲気を変えるスタイルが浸透してきた。家庭でもホテルのような上質な明かりを取り入れることが、いまや日常の欠かせない要素である。
そんな背景のなかで注目されるのが、「日本初上陸の海外照明ブランドを、ソーゴーからいち早くお届け」で紹介した、Mavisten Edition (マヴィステン エディション)だ。同ブランドはミッドセンチュリースタイルとカリフォルニアの海沿いの自由な空気を融合させ、レトロとモダンが同居する唯一無二の世界観を打ち出す。
どの製品もデザインを重視する住まい手や、ホテルライクな佇まいを求める人に響くだろう。本物志向で質感や仕上げにこだわる層からも支持されやすく、インテリアを引き立てる決め手として、他社との差別化を図れるアイテムとなる。

そして、代表作となる『Amplitude (アンプリチュード)』は、見る角度や照射の加減によって表情を変える独自の魅力を持つ。曲線と直線を組み合わせたフォルムは、洗練されていながら温かみを感じさせ、柔らかい光を部屋全体に広げる。また、古い蓄音機やエジソンバルブから着想を得た造形は、懐かしさと現代的な美意識を併せ持ち、他にはない独特な印象を生み出す。リフォームの提案に取り入れれば、単なる設備更新ではなく、住空間の質を高める演出として受け入れられるはずだ。
素材には真鍮色のスチールとガラスを採用し、品のある美しさと耐久力を兼ね備えた仕上がり。光の加減で深みのある表情を見せるスチールは、空間に温かみと上質な輝きをもたらすだろう。ペンダントライトは、ダイニングでは食卓を彩り、リビングでは視線を集める焦点に。寝室や書斎ではテーブルランプやフロアランプを用いることで、間接光として落ち着いた空気感を演出する。設計者にとっては、リフォームの選択肢の幅を広げる心強い材料となるはずだ。