2023年に開催された「水銀に関する水俣条約 第5回締約国会議」において、一般照明用蛍光ランプの製造及び輸出入が、2027年末に廃止されることが決定した。これに伴いPanasonicでは、水銀灯やHIDランプに続き、2027年9月末日をもって蛍光灯の生産を終了する。
照明をLEDに切り替える動きは、これから加速していくことに違いない。しかし、LEDはランニングコストを削減できるものの、明るさに不安を持っていたり、工事の手間や導入費用に負担を感じている住宅事業者もいるだろう。
そこで紹介したいのが、同社の一体型LEDベースライト『iDシリーズ ウィズリモ』だ。まず、特長のひとつに施工性が挙げられる。従来のシステムでは調光機能付きの器具を取り付ける際は、信号線の配線工事が必要になる場合が多かったが、同製品は面倒な配線工事を全く行うことなく無線調光を可能とした。

また、リモコンで設定した調光率は機器ごとに記憶されるため、最初に設定だけ行えば、その後は壁スイッチのON / OFFだけで常に設定した明るさで点灯。例えば、お部屋の中心部は明るくして、光が差し込む窓際は調光を抑えるなど、同じ部屋でも個別に設定ができるのだ。空間の使用頻度や用途に合わせて適切な光量となり、電気代の節約に繋がるところもポイントと言えよう。
初期費用は、同形式の非調光タイプと比べて1台あたり約2,000円と高くなるが、70%の調光で使用すると電気料金が抑えられ、約2年間で価格差を回収できるという試算もある。消費エネルギーを抑えることで、環境にも家計にも優しい家づくりが実現する。
もちろん機能的にも申し分ない。明るさは6900lm / 5200lm / 3200lmから選択でき、それぞれ3500K / 4000K / 5000Kの3つの光色をラインナップ。
世の中には多くの蛍光灯が残っており、生産終了の間近になると飛び込み需要が増え、全国で爆発的にLED蛍光灯の需要が増加するのではないだろうか。今のうちから導入の対策を立て、入手困難になる前に計画的なLED化の提案が望ましい。