「自分の姿を映して見る」という行為は、歴史を遡ると「水」から始まったと言われている。古来より人類を映してきた身近な水をモチーフに取り入れることこそが、鏡の本来あるべき姿なのかもしれない。
『鏡は実用的なものとだけ考えるのではなく、暮らしをより良くする一つのツール』という理念の下、様々なミラーのデザインや開発、そして製造から施工までを一貫して行なっている株式会社塩川光明堂。同社が作り出すDROPシリーズとクォーツシリーズは、ナチュラルな丸みを帯びた流線型のデザインが特長のアイテムだ。
ゆるやかなウェーブが心地いいDROPシリーズは、水たまりをイメージした有機的な見た目に思わず心奪われる商品となっている。面取り加工を施すことで光をより反射し、プルっとした水をリアルに表現。吊り下げるワイヤーの位置を4箇所から調整できるため、お部屋のスタイルや気分に合わせて、その表情を変えることが可能だ。
クォーツシリーズは、透明感と張りのある美しさが魅力だろう。水晶や石英にインスパイアされた見た目は、クリアガラスとの組み合わせによって洗練された雰囲気に。輝きによる緊張感と、どこか優しい空気を纏う同シリーズは、あらゆるインテリアと同調し、その姿はまるで壁面を飾り立てるジュエリーとも言える。
また、長年培ってきた経験を基にした施工性の高さにも着目したい。壁掛けミラーを取り付ける際、フックの厚みで本体が傾いてしまい、思い通りに設置できないという経験はないだろうか?同社の製品は背面にフックと同じ厚みの部品が備え付けられており、それが支えとして機能することで、壁面と平行になるように設計されている。
一般的に四角形が多いミラーの中で、塩川光明堂のDROPシリーズとクォーツシリーズは、型に捉われない自由な発想で、新たな彩りを添えることが可能だ。同社のアイテムなら、トレンドとなっている有機的なスタイリングを手軽に叶えてくれる。