住宅の防犯対策といえば、カメラやセンサーライト、最近ではスマホと連動したスマートロックなどを思い浮かべる人も多いだろう。
その中でも特に“シャッター”というのは、最も一般的に採用されている防犯対策の一つ。物理的に住まいを守ってくれる存在として、高い安心感と信頼感を与えてくれる製品だ。
昨今の新築住宅では電動シャッターの導入も多いが、リフォームが必要な住まいでは、手動で開閉するタイプもまだまだ多いのでは。
手動タイプのデメリットとしては、開閉が重労働であったり、ガラガラと鳴り響く開閉音が気になるなどが挙げられる。
新たに取り替えるとなればコストもかかり、大掛かりな電気工事が必要になる場合もあるだろう。そんな問題を手軽に解決してくれるのが、ソムフィ株式会社の「ソムフィキット」だ。
同製品は手動シャッターの巻取り芯棒部を交換するだけで、リモコン操作が可能な電動タイプへと変えてくれる専用キットとなっている。
今お使いのものをそのまま再利用するため、新規の交換と比べて費用もリーズナブル。さらに、複雑な工程が不要なので、約3時間というスピード施工を可能とし、『住まい手が自宅でくつろいでいる間に交換が完了』なんてこともできるのだ。
古いシャッターではメーカーが不明な場合も多いと思うが、どんなシャッター(一部対応不可なシャッター有り)にも対応しているので、まさにリフォームにピッタリの製品と言えよう。
電動のメリットは、前述の問題解決以外にも多数ある。ボタン一つで誰でも簡単に操作できるだけでなく、決まった時間に開閉するタイマー機能や、窓を開閉する必要がないため、外気や花粉の侵入を防ぐ効果も期待できるのだ。wi-fi環境があればオプションでスマホでの操作も可能。
20年前の新築時、電動窓シャッターの利用率は10%以下であり(※)、長年、不便を感じながら手動シャッターを使用してきた方が多くいると思われる。意外と気付きにくいこうした問題解決こそ、リフォーム事業者として積極的に提案していくことが大切ではないだろうか。
※ ソムフィ株式会社調べ